万灯会とは、懺悔滅罪(さんげめつざい)のため多く(一万)の灯明を点して、仏菩薩に供養する法会のことです。
わが国での初例は7世紀中頃ですが、奈良時代になると東大寺や薬師寺でも行われるようになりました。
高野山では天長9年(832)に空海上人(弘法大師)が万燈万華会を修し、両部曼荼羅の諸尊を供養し、その願文で「虚空尽き衆生尽き涅槃尽きなば我が願いも尽きなん」と述べ、永遠の菩薩行への誓いを宣言されました。
北関東における高野山を自負する別格本山慈眼院では、昭和41年(1966)白衣観音建立30周年を記念して、柴燈護摩(さいとうごま)を修して以来、途中数年の中断があったものの、毎年7月の末に「火祭り」と称して柴燈護摩を平成8年(1996)まで継続してまいりました。
より多くの方々に観音山にお詣りしていただきたく、翌平成9年(1997)より万灯会(まんどうえ)を始めました。
弘法大師の御誓願にならい、御来山のお一人おひとりに願いや祈りを込めて灯明や灯籠を観音様にお供えしてもらうお祭りです。
静かなお祭りとして、いまや高崎を代表する風物詩となっています。
主催 高崎観音山万灯会実行委員会
〒370–0864 群馬県高崎市石原町2710–1 慈眼院内
電話 027(322)2269 FAX 027(326)6131
→慈眼院ホームページ
後援 高崎市、(一社)高崎観光協会、高崎商工会議所、観音山連絡協議会、
観音山商業組合、片岡地区区長会、片岡地区民生委員・児童委員協議会、
上毛新聞社、群馬よみうり新聞社、ちいきしんぶん、
エフエム群馬、ラジオ高崎、ジェイコム群馬